私がこの船に乗って、早くも1ヶ月がたとうとしています。 元の世界に戻れる方法は見つかっていないけど・・・・・。 * イヤリング * 『島だぁぁぁぁぁぁ!!!』 久々の島w青い海!白い空!そろそろ飽きてきた頃。 ちょっと街を散策してみたいなぁ・・・。 最近あんまり街に買出しには行けなかったし・・・・。 最初のうちは留守番役をかってでていた。 やっぱり、私が一番遅く入ってきたんだからいろいろ我慢しなければと思って・・。 でも・・・・・。もうそろそろ限界に近いので・・・・。 『う〜〜んwこれで新しい服も買えるわぁ〜〜vv』 『何週間ぶりの島ですかね♪街に出ても大丈夫ですか?』 『多分ね♪私はいろいろ用事があるし・・・。』 『?・・・・!あ!大丈夫です!1人でぶらぶらしてますよw』 『でもやっぱり女の子独りは・・・・。あ!ゾロ〜?あんた一緒に行ってやんなさいよ!』 『ええええ!!』 『なんでそーなる!!!』 よりによって・・・・・。ゾロさんと街を・・・・・? それだけはちょっと・・・・・・。だってゾロさん恐いんだもん・・・。 無口だし・・・いっつも恐い目つきしてるし・・・。 どー見たってやくざそのもの・・・・。 私って・・・・かなり運が悪いかな・・・・・・・・・・・。 『だってあんた暇でしょ?それに方向音痴なんだから・・。1人じゃ100%迷うわ!』 『とにかくだ!!俺は嫌だ!!俺にだってやりたいことはある!!!』 『借金。』 ナミの一言をきっかけに、いままで厳つい顔をしていたゾロの顔がみるみる青ざめていく。 『・・・・・・・・・。(汗)』 『と行かないなら、借金を今返してもらわなきゃぁならないわねv』 『わかったわかった!!行きゃーいーんだろーが!!』 とうとう折れたゾロ・・・・。 『あのぅ・・・・。もう船からもだいぶ離れましたし・・・。』 『・・・・・・。俺を殺すきか・・・・。』 『えええ!いっいえ・・・。そんなことはないですよ!?決して!!』 『んじゃさっさと用事をすませろ・・・。』 『は・・はぁ・・・・。』 あああああああああ・・・・。これは地獄かもしれない・・・・。 いままでの思い出が走馬灯のようによみがえってくるわ・・・・。 『おい・・・。おい!』 『はいういいえ!?』 ぷっ・・・・・。 『・・・・・・。なんつー声をだすんだ・・・・・。』 『・・・・・。笑いましたね・・・・。』 『・・・・・。笑ってねー・・・・。』 『絶対に笑った!!!』 『お前がとんでもない声をだすからだろーが!!!』 あれ??? 『絶対に笑ったもん・・・・。』 『ああん?』 『なんでもないです・・・・。(汗)』 恐く・・・・ないかな・・・・・。なんか面白い・・・・・?? 『それはそうと・・・何処に行きます?私はただ散策したかっただけなんですけど・・・?』 『まじかよ・・・・。』 『ごめんなさい・・・。ゾロさんは何処か行きたいところあります?』 『俺か?俺は・・・・・。』 そういってゾロは大股で路地裏へと入っていった・・・。 聞いた私が馬鹿だった・・・・。 一応私は未成年なんだけどなぁ〜・・・・。しかもいかにもってお店だしぃ・・・。 『ここって・・・・酒場・・・ですか?』 『悪いか?』 『いや・・・一応私未成年なんですけど・・・・。』 『ああん?ミルクでも飲んでりゃいーだろーが・・・・。』 『ミッ!?』 ミルクって・・・・。なんかの西部劇じゃぁないんだから・・・・。 『入るぞ・・・・。』 『え!?ああ!?ちょっとまってくださいよ〜〜!!』 中に入ると、外見にくらべ狭い店内。 テーブルは丸く、椅子は酒樽で一つのテーブルの周りにだいたい5個置いてある。 店はそれなりににぎわっていた。 とゾロはカウンターについた。 『ビール』 『はいはい。そちらのお嬢さんは?』 『あー・・・・。ソフトドリンクでw』 まったく・・・・。なんで私はこんなところに座ってるのよぅ・・・。(泣) 恐い人達ばっかり・・・。もぅやだぁぁぁ・・・・。 『よう姉ちゃん!一緒に飲まねーか?』 『え!あー・・。結構ですv連れもいますから〜・・・。』 なに?この人・・・。なれなれしいなぁ・・・・。 『いじゃねーかよ!こっちこいって!!』 男はリンの肩に手をまわし、男の方に寄せた。 『お?ヒューズ!女ひっかけてんじゃねーよ!!』 店中が笑いの渦に巻き込まれた。 『本当に・・いいんで・・・。その手放してください・・・。』 『ああ?遠慮なんかいらないっていってるだろーが!』 男のリンの肩を掴む強さが強くなる。 『痛!?やめてください!!!』 はヒューズと呼ばれた男を突き飛ばした。 『てんめぇ・・・。こっちが下手に出てりゃぁいいきになりやがって・・・・。』 『おい・・・。俺の連れになんかようか?』 今まで黙って酒を飲んでいたゾロがヒュ―ズの腕をつかんだ。 あああ・・・・。嫌な予感がする・・・。 『ああ?てめーの連れだとぉ?この落とし前どーしてくれる!!』 ああ・・・。大変な事になりそう・・・・。これじゃぁ船に戻れそうになくなっちゃう!? 『そんなこったぁ・・知らねーな・・・。』 『なんだとぉぉぉ!!』 殴り合いが始まってしまった。 なんでこーなっちゃうの? 今日は久しぶりの街・・・・楽しく過ごしたかったのに・・・・。 ひどいよ・・・・。 『もうやめてください!!!!!』 店の中に何処からともなく風が渦巻き、すべてを吹き飛ばした。 もちろんテーブルはひっくり返り、そのうえに乗っていた料理やらなんやらは すべて床に落ち、めちゃくちゃになってしまった。 店は一気に静かになり、ヒューズは床に倒れ気を失っていた。 の目には薄く涙の色が現れていた・・・・・。 『そろそろ時間です。帰りましょ。ゾロさん・・・・。』 『・・・・・。ああ・・・。』 2人は無言で店を出て、船への帰路へと着いた。 もちろん歩いている間中も無言で・・・。 無言で歩いていた二人だが、ある店の前での足が止まった。 『綺麗・・・・。』 そこには色とりどりのアクセサリーが置いてあった。 はその中でもオレンジ色と水色の石で作られているシンプルなイヤリングに目を奪われていた。 『欲しいのか?』 『え!?そっそんなことはないですよ・・・・。早く帰りましょう?遅くなっちゃう・・・。』 『・・・・・・・。』 ゾロは無言で店の中へと入っていった。 『ゾロさん!?』 どうしよう・・・・。入って行っちゃった・・・・。 『おい・・・。おやじ、これをくれ。』 『へい!お兄さん運がイイ!この石にはある言伝えがあってね・・・。 これを身につけた人の願いはいつかかんならずかなうって話だ。 それに縁結びの効果もある。』 『ふん・・・・・・・。』 がおろおろしているうちにゾロが店の中から出てきた。 『あっあのぅ・・・・。』 『ほらよ・・・。欲しかったんだろ?』 『でっでもゾロさんお金ないんですよね?悪いですよ・・・。』 『さっきの酒場の謝罪だ・・・。勘違いするな////』 『・・・・。ありがとうございます・・・。大切にしますねw』 『おまえ・・・ピアスはつけないのか?』 『へ?ああ!はいv痛そうですし・・・私ちょっとばかりアレルギー持ってるもので・・。』 『・・・・・・。それとだな・・・・・。』 『?????』 『さん付けはやめろ・・・。鳥肌が立つ・・・。』 『あ〜・・・。その代わり私のこともっとちゃんと名前で呼んでくださいね?』 『・・・・・・。』 『でなきゃ私もちゃんと呼びませんから!!』 『わーったよ・・。あ〜・・・。』 『です。』 『その・・・。・・・。』 『なに?ゾロ?』 『呼んでみただけだ//////!!』 この日を堺にのゾロに対する態度は変わり、 前よりもとゾロが一緒にいる時間は増え、 それをみて影で地団太を踏んでいる人がいたとかいないとか・・・・。 Fin最近イヤリングは飽きてきちゃって・・。 ピアスというものをつけたい今日この頃。