『ずるいよ・・・。』
真夜中。船の上で私はぽつりと彼につぶやいた。
『なぜ・・?』
あなたは笑ってその言葉を返す・・。
* air *
彼氏には彼女がいて・・・・
彼女には彼氏がいるわ・・・
それが一つのカップル。
少なくとも私はそう思う・・・。
でも・・・・。
あなたには私がいて・・・
私には・・・何もない・・・気がする・・・。
だってあなたが望めば私はいつだってよりそってあげるのに・・・。
私が望む時にはあなたはよりそってはくれず、声もなく、姿もなく・・・。
ただ私は海の上の船にぽっつり立っているだけ・・・。
たった1人で・・・自分の疲れや・・・悲しみや・・・怒りを・・・癒していかなければならないのね・・・。
『あなたにとって・・・私って・・・何・・・?』
あなたはタバコを吸いながら黙りこくる・・・・。
黙りこくって・・・・
黙りこくって・・・・
しばらくして微笑みながら・・・困った顔をして・・・
ぽつりとつぶやいた・・・。
『空気・・・かな・・・?』
『・・・・・・・?』
今度は私が困った顔をして・・・黙って考える・・・
黙って考えて・・・・
黙って・・・・考えて・・・・。
『・・・・・。わからないな・・・。』
私が考えている間・・・じっと見つめていたあなたの視線は・・・
遠い青い海の方へと向けられて・・・
静かに・・・静かに・・・つぶやいた・・・・。
『空気がなくっちゃ人は生きていられない・・・。
ちゃんがいなくっちゃ・・・俺は生きていけないってこと・・・。』
短い沈黙・・・・。
彼への視線はいつしか高い空へ向けられていて・・・。
私は一言つぶやいた・・・。
『やっぱり・・・ずるいよ・・・・。とっても・・・・。』
『どうして・・・?』
ほら・・・。あなたはまた笑って・・・。
私に優しくキスをする・・・。
『ずるい・・・。』
『ごめん・・・・。』
そういってあなたは私を抱きしめて・・・抱きしめて・・・。
夜の空気は余り好きじゃないけれど・・・。
もうちょっとこのままで・・・・・・。
END
名前がちょっとしかでてきてない・・です。
ごめんなさい・・。シリアスめにしようと思ったら・・。
あ。気づいた方入ると思うのですが・・実はBBS新しくしました。
ぶっちゃけ使われてなかったから消えたと言う・・。
まぁ・・なのでお気軽にお書き下さい。