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    古い古い記憶の彼方

    君に届けられた手紙は招待状

    ほら いつのまにか辺りは暗くなり

    黒い馬車が君の前へと止まる

    中から黒い洋服を来ている美男子が2人 君を中へと招く

    乗るも乗らないも君の自由 

    でも気をつけて・・・乗ったら君はもう戻れない

    乗ったらこの世の果てまで連れて行かれ記憶はここに置いていくよ

    さぁ・・残るも残らないのも君の勝手

    でも気をつけて・・・乗ったらもう後戻りは決して出来ないのだから

    決断の時間は刻々と迫っているよ

    小さい小さいコマドリよ〜♪





      * 小さい旅路 *










    寝覚め悪・・・。











    昨夜遅くに三蔵達は次の街にようやく着いた。

    そこで宿舎を探したのだが、なかなか見つからなかった。

    ようやく1件見つけたはいいが部屋が一つしかないと言う事で、

    仕方なく皆仲良く1つの部屋に泊まるはめに。






   『おはようございます。さん。』





    が目を覚ますとすでに八戒は起きていた。





   『おはよう・・八戒。いつも早いねぇ〜・・・。』


   『さんこそ。まだ三蔵達は寝てますよv
     それより・・。大丈夫ですか?何やら酷くうなされていたようですが・・。』


   『う〜〜ん。良くない夢を見ていたのは確かなんだけど・・。よく覚えていないんだよね・・。』


   『そうですか・・。大変でしたね。』


   『あはは・・。本当に。でも内容覚えてないからなんともいいがたいんだけど・・。』






    う〜ん・・。変な夢を見ていたのは確かなんだけどなぁ・・。

    歌・・が聞こえた気が・・。いや・・。聞こえなかったっけ??

    うわぁぁぁ・・。最近の私変だぁあぁ!!!

    太股には知らぬ間に刺青があるし・・どうなってんのよう!!






   『そうですか・・。あ。それより朝食、どうしますか?もう食べます?
     三蔵達当分は起きてこないと思いますよ。』









    実は昨日、何処で寝るかをカードで遅くまで勝負していたのだった。

    もちろん勝者は八戒、次に。その次が悟空、三蔵と来て最後に悟浄。

    とういう結果だったのだ。

    このままで終わればよかったものの、悟空が3番目に来ていたのが気に入らなかったのか

    悟浄がいちゃもんを付け、その後乱闘になったのは言うまでもナイ・・。

    もちろん、それは三蔵が片付けたのだが・・・。








   『そうだね。八戒はもう食べたの??』


   『いえ。実は僕も今さっき起きたところなのでなんにも食べていないんですよ。』


   『本当に・・?んじゃ・・食べちゃおっか!!』


   『では支度が整いしだい先に食堂に行ってましょうかv』



















   『おいひぃぃぃぃぃ♪久々かも!こんなに美味しい朝ご飯♪』


   『それはよかったですねvそう言えば今まで缶詰でしたからねぇ・・・。』


   『はぁ・・・。あれはきつかったなぁ・・・。』






    砂漠を放浪していた三蔵達の食事はもっぱら缶詰。

    そこそこはおいしかったものの、毎日食べると流石に飽きる。

    とそこへ・・・。







    『あああああああ!!八戒ずりぃぃぃぃ!!と先食べてるなんてぇ!!』







    達が朝食をようやく食べ終わった後に、三蔵たちが宿舎の食堂へと降りてきたのだった。






   『おはよう、悟空♪ごめんねぇ・・。皆起きそうにもなかったから八戒と相談して先食べちゃった♪』


   『えええ〜〜!!八戒!抜け駆けナシだって昨日行ったの八戒じゃん!』


   『いいだしっぺがこれかよ・・・。』


   『いやだなぁ〜vvあなた達が早く起きないのがいけないんじゃぁないですかw』







    八戒の周囲に黒いオーラが出現し始めた。

    こーなったら誰にも手がつけられない・・。






   『『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』』


   『あ。三蔵様おはよう。』


   『え?なんで三蔵様なの??』




    そうなのだ。

    未だには三蔵だけは『様』をつけているのだ。

    なぜなら・・・・







    だって・・・。いっ一応偉い人なんだし・・・。

    それにそれに・・・顔が恐いんだもん!!!!!!爆








   『なんて・・言えない。』


   『え?なんか言った??』


   『え!?べっべっつにぃ〜♪汗』


   『ふん・・・。オレは様をつけられても困るんだがな・・。』


   『いやぁ・・でも一応。』


   『まぁまぁいいじゃないですかv三蔵。そのうちさんも慣れますってv』


   『ふん・・。勝手にしろ。』






    あああ・・。なんか知らないけれど怒りマックス!!

    おかぁさん・・私明日お天道様を拝めるでしょうか・・・。

    はぁ・・やばいわ・・。こっこれ以上この会話を続けては・・!!!




   『そっそんなことより、皆朝食食べれば?私はちょっと外の空気を吸いに行きたいし・・。』


   『メシメシィ〜!!が言わなきゃ忘れる所だったし♪♪』


   『お1人で平気ですか?単独行動は危険かと・・・。』


   『あはは!大丈夫だって♪こんなに平和そうな街なんだしさ♪
     それともなぁに?私がそんなに頼りないと!!』





   ((((十分頼りないし・・危なっかしい・・。))))






   『それに、いざとなれば叫ぶか逃げるかするから大丈夫!!んじゃ行ってきまぁす〜!』


   『行ってしまいましたねぇ・・・。大丈夫でしょうか?』


   『ふん。知るか。』















    そういえば・・三蔵様たちと旅してて1人になる事ってこれが初めてだったりして・・。

    なんだかんだ言って、皆と離れる事無かったしなぁ〜・・。

    離れると言っても誰か1人は一緒だったし・・?







   『うっわ。なんか初めてのお使い♪みたい・・。』






    どん!!!






   『んぶ!?』







    下を向いてブツクサ言いながらが曲がり角を曲がった時、

    誰かと正面衝突してしまい鈴はしり持ちをついてしまった。









   『いったたぁ・・・。ごっごめんなさい!!』


   『大丈夫か?ほら・・・。』

 






    ぶつかってしまった人が手を差し伸べてを引っ張りあげた。







   『よいしょ!ありがとうございます♪あの・・。それより怪我ありませんか?』


   『いや。それはこっちが言う台詞だと思うがな。あんだけ派手にこけたんだ。大事無いか?』


   『私は丈夫なので、大丈夫です!!ぶつかっちゃってごめんなさい・・。』


   『あんまりよそみするなよ。』


   『はい!っっ・・。』








   大きく頷いたとたん今までなかった痛みがを襲った。









   『おい!見せてみろ・・・。擦りむいてるじゃないか・・。』


   『いつのまに・・・・。』


   『仕方がない・・。ちょっとまってろ・・。』








    その男は自分のポケットから出した布を傷の所にあて、

    そのまま縛った。








   『よし・・。一応これは応急処置みたいなもんだからな・・。』


   『ありがとうございます!なんか・・見知らぬ人にいろいろ迷惑かけちゃってごめんなさい・・。』


   『いや・・。それよりさっきも言ったようにそれは悪まで応急処置だ。ちゃんとした医者に見てもらったほうがいいぞ。』


   『はい!ありがとうごいました!あ・・。なんかお礼をしなくちゃですね・・。』









    う〜〜〜ん・・・。何かをしてあげようにも・・。

    なんにもしてあげられる事なさそうだしなぁ・・。

    物をあげるという手も・・。でもでも・・・私なんか高価な物持っていたっけか??










   『いや・・。必要ない。これは俺が好きでやった事だ。気にするな。』


   『・・・・・・・・。あ!これ。ちょっと使い古してあるけど・・。よかったら♪』









   そう言っては自身の首から下げていた十字架のネックレスを手渡した。









   『そのような物はもらえんな・・。言っただろう。俺が好きでやった事だ・・。』


   『まぁ、気持ちだと思って♪』


   『しかしだな・・。』









    困ったな・・・。これしか私がしてあげる事がないし・・。

    どうしよう・・・・。









   『あ!じゃぁこうしましょう♪この布を私がいつか返す時まで預かっててくれませんか?』


   『・・・・・・・・・。わかった・・・。ではそう言う事にしておこうか・・。』


   『よっしゃ!それじゃぁ私はこの辺で♪本当に怪我の手当て、ありがとうございました!!』








    そういって鈴は今回最大級の笑顔を紅孩児に向け、去って行った。









   『・・・・////////////
     そう言えば・・。名前聞いていなかったな・・。』



























    その後宿舎で・・。



   『ただいまぁ〜♪』


   『おかえりなさ・・って!どうしたんですか!!?その怪我は!!』








    が帰って来ると最初に出迎えたのは八戒だった。

    そして八戒の声に他の3人も集まってくる。











   『本当だ!大丈夫か?鈴?』








    悟空が心配そうにの顔を覗きこんだ。









   『・・・・・。何があった・・・?』


   『あはは・・。ちょっとこけちゃって///八戒、ちゃんと治療してもらったもいい・・??』


   『ええ、もちろんですよ。ちょっと待っててくださいね。今消毒液を借りてきます。』










    八戒と悟空が出ていった後、三蔵がおもむろにに話しかけた。










   『おい。お前、いつもつけてる首飾りどうした?』


   『そういえば・・。朝はしてたよね?ちゃん。』


   『え?ああ!あれ?ええっと・・・どっかで落としてきちゃったみたい・・。転んだときかなあ?』


   『・・・・・・・・・・・・・。』


   『探して来ようか?』


   『とんでもない!なくしちゃった物はしょうがないよ。うん。ありがとう悟浄!』


   『ちゃんのためなら♪たとえ火の中水の・・』   ずきゅん










    悟浄がに喋りかけながら腰に手を回そうとしたとたん、

    三蔵が悟浄に向かって銃弾を発射した。











   『っ!!あぶねぇぇえ!?ふざけんなよ!三蔵!あたったらどーすんだよ!!』


   『ふん。当たったところで死にはしないだろうが・・。』


   『んだとぉぉぉ!!!』














    三蔵と悟浄がケンカをしている間に八戒達が戻ってきて、の怪我の手当てを済ませた。

    その後、その宿舎を後にした三蔵一行は西へと旅路を進めたのだった・・。










   『そういえば・・。あの人に名前聞くの忘れちゃた・・。
     でも・・。また会えるよね・・。』







                               続く




   
   
    久しぶりの最遊記デス。
    紅孩児さん大好きです♪でも愛してるのはもちろん悟空!

    いやぁ・・最近忙しいを通り越してもうどうでもよくなってきちゃって・・。(爆
    もう少したったらサイト改装します。はい・・。



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