AIで楽曲を楽器やボーカルに分離する
 



      


























       あなたに



















      何が


















      出来ると言うのですか……?

































      *The tricks played by destiny*







































     【暑い夏日が続きますね。今日の天気は曇り後雨です。出かける方は傘をお……】 パチリ























     広い部屋には勉強机と多少大きいサイズのシングルベッド


     小さいながらもテレビのある部屋は今は兎に角藍色のカーテンが掛かり


     いつもは明るいその部屋も今となってはただただ沈黙が続く


     あれから数日が経ち真奈美のお葬式も終わり周囲を包むどんよりとした空気も徐々に薄くなって行く


     只1人、を除いては……


     


























     コンコン……





























     部屋に悲しくノックの音が広がる

    
     は部屋の隅っこの方で膝を抱えて座りぼーっとテレビを見ていたところだった


     と言っても……先程消したばかりだ





























     『……?入るわよ。ちょっとお使いに行ってきてくれないかしら……?』
























     扉が開くと彼女の母親が顔を出し、心配そうに中の様子を伺う


     あれからはまともに食事はしないどころかあまり学校へは行かない始末


     そろそろ気持ちも落ち着いて来た頃ではと母は鈴の部屋を覗くがそれは勘違いだったと気づく


     小さなため息をつき扉を大きく開け中へ入り机の上に小さな目も用紙の紙切れと五千円札を置く






















     『たまには外の空気を吸ってきなさい……。このままじゃあなた病気になっちゃうでしょ……?頼んだわね。』




























      それだけ言って母は部屋を後にし残ったのは何も映っていないテレビ画面に映る自分の顔を


      只ひたすら眺めているの姿が残る


      2,3分ほどするとゆっくりと立ち上がり、洋服を着替えると机の上に置かれたメモとお金を財布に入れて部屋を出る













     外へ出ると丁度夕焼けチャイムが鳴りだし空は綺麗な真っ赤にそまっている


     ふと十字路を曲がりかけようとした時の耳に普段は聞きなれない太鼓の音が入ってきた


     実は今日、年に一度の秋祭り


     ここの町内では夏祭りの変わりに【秋祭り】と言うのをやっている


     その神社の名前は【もみ神宮】…




















      『お祭り…か。そういえば今日は年に一度の秋祭りの日だったんだ…』























     は商店街に行く足取りを神社へと向けてまるで何かに呼ばれる様に歩き出す


     歩いている間はこれといって何も考えずにぼーっとただただひたすら神社を目指す


     去年は2人とも受験の為にどうしても行く事が出来なかった


     それで今年行こう…と言う話も出ていたのだが2人とも結局は急がしすぎて話はまとまっていなかったのだ


     神社に近づくに連れ日が落ちると共に人並みも多くなっている


     鳥居の前に人ごみを縫ってたどり着いた時にはもう辺りは暗闇が広がる


     屋台の明かりはいっそう明るくなりは思わず目を細める























      『…久々…かな…? 』



     

























     ほぅっとため息をつくと再び人並みにすぅっと入り込み流れるままに足を進める


     と、ある一軒の屋台の店の前で鈴の足がはたっと止まり人ごみを抜けその店の前に近づく
























    
     『綺麗…。去年は…こんなのなかった…よね ?』





























     その店は普通の屋台の2軒分はあるであろう所に構えていた


     店いっぱいに飾ってあるのは色とりどりの風車


     夜風にさらされ、からからから…と音を出しながら各々好きな方向へ回っている


     からからから…風車は風が吹くと同時に回りだす


     がその光景にうっとりと眺めていると横に静かに座っていた


     季節はずれの麦わら帽子をかぶった白髪のおじいさんがにこにこしながらに声をかける





























      『気に入りましたかな ?どれもこれも私が丹精こめて作った風車なんじゃよ…』























     いきなり声を掛けられはっとして老人を見るもその言葉を聞いてつられてニッコリと笑う
























      『とっても綺麗…。これ全部おじぃちゃんが作ったの?すごい…もう少しこうして見ても?もちろん買うから…』





     




      『好きなだけ見て行きなさい…今日は綺麗な満月じゃからのぅ…。きっと良い事が…起こるやもしれんよ?』
























     ふと老人に言われ空を仰げば彼の言う月など何処にもない


     は不思議に思い再び老人の方へ視線を移そうとした瞬間…


     今までに経験した事の無いような強い…強い風がの前を通り過ぎる


     思わず目を瞑り頭を抱えてしゃがみこむ



























      『きゃぁ!ちょ…何これ!?』



      







      『来たようじゃな…。娘さんや、あんた運命の歯車と言うのをご存知かな?』




















      驚き慌てるをよそに老人は目を細め風など拭いていないような感じにの前に立っている


      





















      『う…運命?もちろん…知っているわ…。でも!信じているわけないでしょ?運命なんて…運命なんて…!』


















     『ほほう…。運命なんて…なんですかな?変えられるとでも…?そんな小さな体で?そんな力など何処にあると?』

























     はここ最近ずっと部屋に閉じこもりながらその事ばかりを考えていた


     もし…あそこで自分がもっと早くダンプに気づいていたら…


     もし…自分があそこで今すぐ行けなんて言い出さなければ…


     もし…自分の足がもっともっと早かったなら…

     
     もし…もし…もし…


     頭の中を駆け巡る言葉はもう決まっていた…【もしもあそこであーだったら…】


     ぐるぐるぐるぐる頭の中はその言葉が回っていつまでも終着点にたどり着いてくれない…


     正直…運命なんてどうでも良くなってきていた…


     でも…本当に自分に変えられるチャンスが来るのだとしたら…それは必ずつかみたい…


















      『か…変えられなくたって…変えて見せる!運命なんてどーって事無いわ!!』




























     が大声で言った瞬間


     老人は大声で腹を抱えて笑い出すもふっと真剣な顔つきに戻り風の吹くなかゆっくりとに近づく


     そしての目の前に真っ白な風車を差し出した


























     『やってみせい!小娘!お前に何が出来ると言うのか…わしの目の前で見せてみぃ!その小さな手で何処まで出来るのか!』






























    そうして老人はに真っ白な風車を手渡すと笑い声と共にすぅっと霧のが引くように姿を消す


    再び強い風が吹いたのでは風車を持ったままぎゅうっと目をつぶりしゃがみこんだ


    しばらくして風が収まりがおそるおそる目を開けて見ると…


    そこには何処か見覚えのある大きな門の前にたたずんでいた

























     『こ…ここって…?何処かで見た気が…』























      『ようこそ!運命の中心部へ…。お前は何を望む?何が欲しい?』









                                  to be continue....














 
   
    や…やっと第2弾ができた…。
    最近更新遅れ気味で…本当にごめんなさい…。
    頑張ります…。はぃ…。